事業継続上級管理士で構成する認定委員会(委員は5名以上10名以内)を理事会の指名で設立。審査員3名以上による書類審査、小論文、面接、模擬講義)を行ったうえで、認定委員会の総意により認定を行う。
1)書類審査
@ D)ア)に関する経歴書(BCMに関して実施した事項を簡潔に記述したもの)及びイ)の実施した講義の日時、演題のリスト(最大10件まで)。ウ)に該当するものがあれば期間及び委員会等の名称のリスト。
A 自ら作成した講義・講演・講習の資料、事業継続に関する投稿・執筆、事業継続に関する研究論文など。
B BCAO理事又は所属組織(または前職の組織)のBCを担う者で、本人のBCの知識・経験に関して問い合わせが可能な者の氏名(2名)。
2)小論文
経営者の理解獲得や経営者への提言、多部門間の調整、経営環境の変化への対応等、事業継続マネジメントの運営・指導に関する重要事項に関する課題を出し、対応方法を回答。回答時間は30分程度。
3)面接
@ 事業継続に関する幅広い基礎知識(防災と事業継続の違いを含む)を持つかを活動経験、提出された書類の内容等から確認する。
A 組織の事業継続マネジメントを、多部門間の調整、経営者の理解獲得を含め、具体的に運営又は指導できるかを小論文、活動経験等から確認する。
B 事業継続の演習を構築できるかを演習の運営経験から確認する。(BCAOの主催又は派遣の演習講師の豊富な経験があればそれで足りる。)
C BCの前提となる経営環境の変化に柔軟に対応できることを活動経験や面接の応答から確認する。
4) 模擬講義(模擬講義に代えて、編集がない講義録画の提出も可能。)
@ 事業継続に関する幅広い基礎知識を持つかを確認する。
A 受講者や組織内の次世代を担う者に正しい理解をしてもらえるための技能・スキルを持つか確認する。
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